
岡崎市I様邸木製ベンチの下塗り【完了】|DIYでは難しいプロの下塗り
みなさん、こんにちは!
岡崎市の外壁塗装店『川口塗装』です。
本日は前回手掛けました「木製ベンチの下塗り」が完成しましたので、ご紹介いたします!
前回の現場日記はコチラ→岡崎市I様邸 木製ベンチの下塗り| 屋外でも長持ちする塗装とは?
「えっ、これはもう完成?」
そう感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はまだ“途中”の段階です。
すでに白くきれいに見えるかもしれませんが、これはあくまで「長持ちさせるための下地処理」が完了したところ。
実はこの“目立たない工程”こそが、塗装の仕上がりを大きく左右する大切な作業なのです。
見えない部分にこそ手を抜かない――そんな現場でのこだわりを、少しでも感じていただけたら嬉しいです。
下塗り完了!見た目は整っても、まだ途中の段階です

今回塗装したのは、お庭に設置された木製のベンチ。
ご家族の思い出が詰まったもので、「これからも大切に使っていきたい」とI様からお話がありました。
ベンチは下塗りが終わった状態で、全体的に色が均一に整い、表面のざらつきも抑えられています。
一見すると「これで完成かな?」と思える仕上がりですが、私たち職人としてはここがようやくスタート地点です。
下塗りに使ったのは、木部用の密着性に優れた下塗り材。
ローラーと刷毛を使い分け、細部まで丁寧に塗布しました。
乾燥後に生まれるわずかなざらつきも、次の工程でなめらかに整えていきます。
I様も、塗りたてのベンチを見ながら「きれいになってきましたね。こんなに変わるんですね」と嬉しそうなご様子。
そう言っていただけると、こちらも一層気が引き締まります。
木部塗装は下塗りが重要

塗装の基本は、「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りです。
その中でも、下塗りは仕上がりの美しさと耐久性を支える土台となる大切な工程です。
とくに木部の場合は、
- ・吸い込みが激しくムラになりやすい
- ・表面が荒れやすく、塗料が乗りにくい
- ・湿気や紫外線の影響を受けやすい
といった特徴があります。
そのため、しっかりとした「下地処理(ケレン作業)」と、適した下塗り材の選定が欠かせません。
DIYでよくあるのが、「見た目だけきれいに塗れた」と思って完成させてしまうケース。
でも、下塗りがしっかりしていないと、数ヶ月もすれば剥がれや変色が目立ってきます。
私たち川口塗装では、外壁塗装と同じ考え方で、木部塗装にも丁寧な工程を重ねています。
塗料についても詳しくまとめたページがありますので、よければ参考にしてみてください。
→「塗料選びに自信あり!最適な塗料をご提案します。」
次は中塗り・上塗りへ。手を抜かず、仕上がりまで丁寧に

このあとの工程では、中塗りと上塗りをそれぞれ1回ずつ、計2回の上塗り作業を行います。
下塗りが乾いたあと、もう一度軽く研磨して、塗料がしっかり密着するよう整えてから塗装を重ねます。
上塗り材には、木目を活かしつつ紫外線や雨にも強いタイプを使用予定。
I様と事前に打ち合わせをしながら、「あまりツヤが出すぎない、自然な仕上がりにしたい」とのご希望を伺っていたので、色味や光沢も調整していきます。
乾燥時間や天候も確認しながら、慎重に進めていく予定です。
下塗りは、言ってしまえば“地味な作業”ですが、今回のような木製ベンチの塗装も、外壁や玄関ドアと同じように、日々の暮らしに寄り添う仕事だと感じています。
「座り心地が良くなった」「また使えるようになって嬉しい」と言っていただけるのが、何よりの喜びです。
川口塗装では、これまでに数多くの施工を手がけてきました。
実際の施工事例を掲載していますので、ぜひご参考になさってください。
→施工事例についてはコチラ
愛知県岡崎市の外壁塗装店【有限会社川口塗装】幸田町・豊田市他対応!
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