塗装工事ってどんな工事なの? 塗装の為の下準備
皆さん、こんにちは。
5月も残すところあと1週間ほどで終わりますね。
昨晩は長野の方で凄い雷がなっていたそうで…今月はあまり天候に恵まれない月でした。
さて今回は、塗装工事の内容をざっくり説明していきます!
塗装工事って実際どういう工事なの?
現場調査に伺った時に、たまに聞くこのフレーズ。
お仕事などで少し携わっていたり、何かしらのきっかけがあれば知る機会もあるのですが…なかなかありませんよね。
なので、簡単にですが作業内容などを書いていきます!
足場工事
まずは塗装工事の最初は足場組立工事から始まります。
足場工事には『足場の組立て等作業主任者』という資格が必要となります。
お家の周りに建っている、職人さんが安全に作業できるようにする為の骨組みですね!
足場は職人さん達が部材を降ろしながら手作業で組み上げていきます。
日中、外に出かけている時に『カン!カン!』と金属を叩く音を聞いたことがありませんか?
あれは職人さんが足場を組んでいたり、解体作業をしている音なんです。
足場を建てる際、建地(たてじ)という長い単管を真っ直ぐに立て、
この建地に付いているコブに手摺(てすり)やブラケットという部材をハンマーで叩いて差し込んでいきます。
解体作業の時も叩いて外していきます。この時にあの金属音が鳴ってしまうんですね…
工事を行う際は事前にしっかりと安全確認はもちろん、ご近所様にはご挨拶とお知らせをする配慮も大事なことになります。
外壁洗浄工事
足場が組み終われば、次に来るのは洗浄工事です。
まずは外部の水道をお借りして、専用のタンクに水を溜めていきます…
充分に溜まったら、高圧の水で屋根・外壁を洗っていきます。
外壁以外にも土間や駐車場なども一緒に洗浄をしていきます。
映像で見ても分かりますが、こちらも「ゴーっ」という、大きい音がしていますね。
外壁洗浄の際に使うコンプレッサー、いわゆるエンジンは市販の物よりパワーのある洗浄になるので音も大きくなります。
洗浄作業も事前にしっかりと、ご近所様に音の発生による説明、お知らせをすることが大事になります。
ところで、洗浄中はずっと水を出してるの?タンクから水が溢れてたりしないの?って思ってしまいますよね??
実は溢れないようにできているんです!
タンクの中に「止水フロート」というものが設置されています。
これはトイレのタンクにも使われているものと同じもので
この白い浮き玉が、一定の水位まで上がると水が止まる仕組みになっています。
これで水も無駄にする事無く、作業を進めることができますね!
つづいて、シーリング作業に入っていくのですが…長くなってしまいましたので、今日はこの辺りで…。
次回はシーリング工事について触れていきます。少しでも塗装工事のことが伝われば…と思います!
では、また。
*M*
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