【第29回 放送分】

日本初の塗装ボランティア団体 塗魂ペインターズ

田野さん：川口さん、花粉症じゃないんですか？

川口：大丈夫です。

田野さん：外の仕事で花粉症は辛いですよね。

川口：いや、大丈夫ですって今ウソを言いましたけど、実は私、花粉症の重症患者なんです・・・

田野さん：あ、そうなんですか！

川口：もうひどいもんでね、大変なんですよ。

田野さん：でも仕事は外ですから・・・

川口：そうですね。
今からちょっと気を付けないといけないですけど。

田野さん：ああ、なるほどね。
さあ、そんな暖かくなってきた今日のお話しは・・・。
川口さん、私ちょっとホームページを見ていたら、
「塗る」「魂」「ペインターズ」っていうのを見つけたんですが、
これ「塗魂（とうこん）ペインターズ」と読めばいいですか？

川口：そうです。
塗魂ペインターズっていう団体なんです。
聞いたことないですかね？

田野さん：ないし、字も初めて見たんですけど、この塗魂ペインターズって何ですか？

川口：この組織は私も所属しているんですけど、日本全国100社の塗装店の社長さんがボランティアの団体を作っているんです。
簡単に言うと、日本で初めての塗装ボランティア団体ですね。

田野さん：え、ボランティアということは、仕事としてやるのではなく、あくまでもボランティアとして塗る？

川口：その通りなんです。
無償でお金を一切いただかずに、全国の日本各地でボランティア活動をしている団体を塗魂ペインターズというんですね。

田野さん：へー！それが全国で100社？

川口：100社限定なんです。
この塗魂ペインターズが始まったのが2010年なんですが、始めは私の大先輩である塗装会社の社長さん達12人から始まったんです。
今はもう100社達成いたしましたが、3年前に私の先輩達が作った組織がこの塗魂ペインターズという素晴らしい団体です。

田野さん：へー！例えば、どんな所を塗っていただけるんですか？

川口：対象の物件というのは、公共、民間、個人所有、住居だとかは一切関係ないんです。
ただ、不特定多数の方が利用される場所。
あとは、塗魂ペインターズの加盟店の近くにある場所。
あとは、会員さん皆で話し合って半数以上の賛成が得られた場合にはボランティアの対象として行わさせていただいております。

田野さん：今までに塗ってきた所って、例えばどんな所があるんですか？

川口：今まで日本全国23ケ所でボランティア活動をさせていただいています。
多いのは、幼稚園とか学校が多いですかね。

田野さん：なるほど。
公共、皆さんが使う所ということですもんね。

川口：そうですね。

田野さん：そういう所をボランティアで塗っていただくと。
あとは会員の方の近くの、ということですね。

川口：そうですね。
この活動は今けっこう注目していただいていて、愛知県では名古屋の河村市長様も塗魂ペインターズの活動を応援してくださる方のお1人でもあります。
名古屋市の第三幼稚園をボランティア活動した時なんかは、河村市長がわざわざ現地まで激励に訪れてくれて会員みんなに労いの言葉をかけてくださいました。
それがすごく有り難くて、やっていて良かったなという思いでした。

田野さん：100社ということですけど、この100社というのは47都道府県バラバラバラとバランスよく出来てて、全国津々浦々ちゃんとやれるということなんですか？

川口：そうですね。
北海道から沖縄まで全てに加盟店があって・・・。
あ、青森県は今いないのかな。
北海道にはいらっしゃるんですけど。
今はとりあえず100社限定ということで、日本全国でこういう活動を行っております。

田野さん：たまたま名古屋は第三幼稚園で市長が駆けつけてくださったということですが、他の地域でもこういうことが色んなところで起きているという事なんですね。

川口：そういう事なんです。