【第44回-1放送分】

塗装も詐欺もすぐに信用してはいけません。

田野さん：川口さん、宜しくお願いします！

川口：お願いします！

田野さん：川口さん、先週の放送の終わりごろに、ちゃんとした営業マン、スーツを着たという方よりも現場をちゃんと知っている方にお話聞いた方がいいよ、というお話を・・・。

川口：その通りなんです。

ネクタイをして、スーツを着た人が現場上がりの人ならいいんですけど、現場経験や職人の経験が長い人、10年以上の経験がある人というのは、なまの情報を教えてくれますよね。

実際に現場で起きたことをたくさん知ってますし、現場で起こりうるトラブルとかの対処法をわかってらっしゃる方の方が相談するならいいと思いますよ。

田野さん：出来る、出来ないが明確という事ですね。

川口：その通りです。

田野さん：なんでもお客さんの要望に応えてできますよという方が絶対ではないということなんですね。

川口：その通りですね。

田野さん：そこで私のお悩み相談なんですけど、前日ピンポーンと・・・。

川口：訪問販売ですね？

田野さん：でも、その方は作業着を着て、作業着のジャンパーきて、しっかり会社名も縫い付けてあって、奥さん、お宅の壁がはがれてますよ？とお越しになって、家の構造のことまで細かく話して、だからよくないんだと納得いく話を教えていただいたんです。

そういうのって信じちゃいますよね？

川口：それが正しい情報なら大いに結構なことですけど。

田野さん：でもその場で即決しなかったんですけど、それは正解ですか？

川口：正解だと思いますね。

田野さん：そうやって言われたら、どういう段取りをしたらいいんですか？まず、そこで見積りを取ってもいいわけですね？

川口：見積りを取ったらいいと思いますよ、あともう2つ取ったらいいと思いますよ。

まずそこで大事なのが何屋さんかですね？リフォーム屋さんと名乗るのか、塗装屋さんなのか、地元の業者と名乗るか、名古屋市の業者とか。

やはり地元の方が安心だと思います。

地元に支店がありますではなく本社機能がちゃんと岡崎市にあるという事が大事だと思いますよ。

田野さん：確かに支店だとなくなっちゃうかもしれないですよね？

川口：5年くらいでおらんくなったというのはたくさんありますからね。

本社機能が地元岡崎市にあって、創業が何年で歴史があってというとでたらめはしないんではないでしょうか？

田野さん：そうですよね？でも、あまりにも親切に色々教えていただいたので、もうお願いしますと言いそうになっちゃいましたよ。

川口：言わなくて正解だと思います。

田野さん：そういう方も多いんじゃないですか？

川口：そうでしょうね。

多いんでしょうね？ただ、その方が本当にきちんとした方なら後々問題起きないと思うんですけど、そうでない場合は大変なことになっちゃいますから。

田野さん：信用できるなと思っても即決はせずに一回温めて何社からか見積りは取った方がいいですね。

川口：その通りですね。

オレオレ詐欺みたいなものでしょうね。

田野さん：あぁでも、親切にしてくれて騙されるということはありますからね。

川口：すぐに判断するのではなく、ゆっくりと時間をかけて判断すればいい。

結果その尋ねてきた人が一番信頼できるなと思えば頼めばいいことですからね。

すぐに決めないことが大事だと思います。

田野さん：危なかった！

川口：危なかった（笑）

田野さん：でもね、私は即決なんてしないわといつも思ってたんですけど、しちゃいますねああいうときってきっと。

川口：ええぇ・・・。

田野さん：というのがよく解りました。

川口：なるほど。

あの、焦らないでください。