【第30回 放送分】

工事後の保証までしっかりしてくれる業者選びを

田野さん：じゃあ、ちゃんと契約書も交わしまして、見積書もちゃんと見ました。
で、いざ工事が始まりました。
工事が始まってから私達が注目して見なければいけないことっていうのはどんなことですか？

川口：先程も言ったみたいに、職人さんがきちんとやってくれているかどうかですよね。
工程通りにやってくれているのか、色は間違ってないのか、見積書に書いてある塗料をちゃんと塗ってくれているのか・・・色々と疑問に思うことがあるじゃないですか。
それを確認するのもいいと思いますよ。

田野さん：で、塗っていただいて工事が終わりました。
「いや～綺麗になったね」と思ったら「ここ塗り残しがあるじゃない」とか「ひび割れてきたわ」なんていう時はどうしたらいいんでしょうか？

川口：困りますよね～。
田野さん、こういう時はどうしましょうか？

田野さん：電話して「ちょっと塗り残しがありますよ！」って怒ってしまうかもしれません。

川口：まあそれが普通ですよね。
だからやっぱり保証書をきちんと出してもらえるかどうか。
その前に職人さんと一緒にグルっと1周確認するのもいいですよね、塗ってもらったお家を。

田野さん：ああ、なるほど。

川口：「一緒に見ましょうね」って。
「ちょっと怖いけどお父さん、頑張って足場に登って」って言ってね。
足場の上に登って、職人さんと一緒に見て「これは何でこうなっているんですか」って、疑問があったら聞くのもいいですよね。

田野さん：塗り終わってすぐに「水漏れしたじゃない」「ひび割れしたじゃない」っていう場合は保証書がないと、やっぱり直してもらいにくいものなんでしょうか？

川口：まあ、心のある人なら直してくれるんでしょうけど、絶対に保証書があったほうがいいでしょうね。
「知らない」って言われたら困っちゃいますよね。
だから保証書がきちんとあったほうがいいと思いますよ。

田野さん：それは、契約する時に保証書までもらうということ？

川口：保証書は工事が完了した時に頂くんですけど、契約の時に「ちゃんと保証書はもらえるんですか」という確認ですよね。
あとは「どんな保証ですか、何年の保証ですか、誰が保証するんですか、保証範囲はどこまでですか」これを聞くことが大事だと思います。

田野さん：なるほど。
じゃあ保証までしっかりしている会社を選ばなければいけないという事ですね。

川口：そういう事ですね。

田野さん：今日は塗り始めから塗り終わりまで、そして保証までのお話しをざっと通してお伺いしましたが。
じゃあ、来年の春に塗り替えを考えているけど、川口さんのところが混んでいたらいけないから今から来年の春の予約をお願いします。

川口：そうですね（笑）ちょっと早いんじゃないですか？

田野さん：ギリギリじゃないとダメなんですか？

川口：1年の間に状況が変わる場合がありますから。
どうでしょう、やる3ヶ月位前でいいんじゃないですか？

田野さん：え。
じゃあ、早めに見積りを取ってもらって「来年の春ね」とか「今度の冬ね」なんていうのは、あんまりよろしくない？

川口：よろしくないというか、業者さんも「1年後の仕事が出来た」なんて喜ぶ方もいらっしゃると思うんですけど、お客さんもその間にもっと魅力的な塗装屋さんが見つかったらお断りするなんて事もね。
キャンセル料が出るなんていうと嫌ですよね、やっぱり。

田野さん：あー。
じゃあ、本当にやると決めたちょっと前にお願いをして。
家の状況も色々あるでしょうし。
傷み具合や汚れ具合もちゃんとその場で見て、そこで考えた方がいいと。

川口：そうですね。

田野さん：なるほどね。
いや、まだまだ勉強したいな・・と思うんですが、そんな勉強に役立つ本を今月もプレゼントいただいてもよろしいでしょうか？

川口：はい。
「住宅塗り替え工事で失敗しないために読む本」、これを先着5名様にまた読んでもらおうと思います。

田野さん：ありがとうございます。
今日ご紹介していただいた内容も、こちらを見ていただくと全部細かく書いてありますので、これから塗り替えを考えてらっしゃる方はぜひこちらの本も手に取っていただきたいと思います。

川口：はい。

田野さん：また、川口塗装さんのホームページもありますので、ぜひこちらのほうもご覧になっていただきたいと思います。
職人さんのお写真なんかも？

川口：そうですね。
たくさん情報も載っていますし。
あと今、消費増税の前で焦っていらっしゃる方も中にはいると思うんです。
ただね、業者選びはちょっと慎重になってください。
失敗したら良くないですからね。

田野さん：分かりました。
ぜひ皆さん慎重にお願いします。