アクリル塗料とピュアアクリルの違い
2014.02.17
2018.05.31
ラジオ
【第2回 放送分】
安価なアクリル塗料とピュアアクリルの違いは?
田野さん:それからほかにはどんな物がありますか。
川口:あとは、アクリル。
これは、今ではもうほとんど使う人がいなくなっちゃいましたか、わずかにはいるのかな、15年、20年前の新築の建売住宅の外壁なんかは、このアクリルという塗料で塗られていることが多かったですけれども、これの特徴としては非常にお値段が安いということです。
これは、今ではもうほとんど使う人がいなくなっちゃいましたか、わずかにはいるのかな、15年、20年前の新築の建売住宅の外壁なんかは、このアクリルという塗料で塗られていることが多かったですけれども、これの特徴としては非常にお値段が安いということです。
ただし、耐久性の面ではよくないですね。
おおよそ3年から5年の間には次の塗り替えをしないといけないという。
お値段が安い分だけ長持ちは期待できない塗料です。
おおよそ3年から5年の間には次の塗り替えをしないといけないという。
お値段が安い分だけ長持ちは期待できない塗料です。
田野さん:あっという間に塗り替えがきてしまいますね。
川口:そうなんですよね。
ですから、今はこのアクリルを勧める塗装屋さんはほとんどいないですよね。
ですから、今はこのアクリルを勧める塗装屋さんはほとんどいないですよね。
せっかく足場をかけて塗装するわけですから、最低でも7年から10年くらいは安心していたいなという、それがお客さまの本音だと思うのですが、そうするとこの塗料が使われることはありません。
最近は少ないですね。
最近は少ないですね。
田野さん:あと、最近使われる塗料には何かありますか。
川口:最近は、ピュアアクリルです。
ピュアアクリルという塗料があります。
ピュアアクリルという塗料があります。
田野さん:先ほど使われなくなったとおっしゃったのはアクリルでした。
川口:そうなんですね。
このアクリルというのは、塗料の中に可塑剤などいろいろな物質が入っているのですが、これを全くなくしたアクリル100%の塗料という物がピュアアクリル。
このアクリルというのは、塗料の中に可塑剤などいろいろな物質が入っているのですが、これを全くなくしたアクリル100%の塗料という物がピュアアクリル。
この塗料の特徴としては、非常に耐久性があるということです。
もう一つは、防水能力に長けている。
もう一つは、防水能力に長けている。
あとは、高弾性です。
高弾性というのは、例えば、地震が来て家にひび割れが入ったりするのですが、そのひび割れもこの塗料が助けてくれるのです。
高弾性というのは、例えば、地震が来て家にひび割れが入ったりするのですが、そのひび割れもこの塗料が助けてくれるのです。
輪ゴムのような柔らかさを持っているのです。
ですから、震度4〜5の地震が来て家の壁にひびが入ることもあるのですが、この塗料を塗っておくと、下にはひびが入るのですが、上の塗膜、塗料の膜が助けてくれるという特徴があります。
実は、これはオーストラリアの材料なのです。
オーストラリアというのは、非常に暑い国で紫外線が日本の3倍くらい強いのです。その過酷な環境の中で耐えられるためにつくられた材料なのです。
オーストラリアというのは、非常に暑い国で紫外線が日本の3倍くらい強いのです。その過酷な環境の中で耐えられるためにつくられた材料なのです。
ですから、紫外線に強いということは耐久性が非常にあるということ。
もう一つは防水性です。
もう一つは防水性です。
雨にも強いということです。
あとは、先ほども言った伸縮性。
輪ゴムのような柔軟さを持っているという。
輪ゴムのような柔軟さを持っているという。
これは特殊塗料なのですが、非常にいい塗料です。
最近、岡崎でも使われる方はたくさん出てきました。
ただ、フッ素と同じで少しだけ高価です。
最近、岡崎でも使われる方はたくさん出てきました。
ただ、フッ素と同じで少しだけ高価です。
田野さん:なるほど、いい物はそれなりにお値段もということになるわけですね。
第2回放送分
- 第2回-6:家計にも優しい塗料選び
- 第2回-5:雰囲気を変える?変えない?
- 第2回-4:アクリル塗料とピュアアクリルの違い
- 第2回-3:シリコン塗料はお得?
- 第2回-2:フッ素塗料が合うのは?
- 第2回-1:塗料選びのコツは?
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