塗装工事ってどんな工事?part3 養生や下処理から塗装工事
皆さん、こんにちは。
前回、前々回と引き続き「塗装工事ってどんな工事?」を書いていきます。
今回もよろしくお願いします。
シーリングが乾いたらいよいよ塗装工事に取り掛かっていきます。
ですがその前に…とても重要な作業をしなければなりません。
下地処理
一般的に「ケレン作業」と呼ばれる作業で、塗装を行う際にはとても重要な作業なのです。
ここを怠ってしまうと後々、後悔をしてしまいますので気をつけてください。
ケレン作業とは、紙やすりなどを使って、地を慣らしていく作業になります
このように、洗浄では落としきれなかった塗膜などを落としていきます。
この作業を怠ってしまうと塗装後に、様々なトラブルを起こしてしまいますのでしっかり確認しておきたいところです。
養生作業
飛散防止やライン引きの際に行う作業です。
飛散防止をすることで作業効率も良くなります。
色分けなどラインの取り合いもキレイに仕上がりますので養生もまた大事な作業になります。
しかし養生が始まってしまうと、外壁の塗装が終わるまで窓の開け閉めが出来なくなります…
施主様には少しの間、ご協力いただくことなります。
下塗り作業
養生が終わったらいよいよ塗装していきます。
動画は屋根塗装ですが、外壁塗装も同じように下塗りをしていきます。
下塗り材の役目は、主に下地と仕上げ材が密着するための仲介役みたいなものです。
ですので、ここも雑に扱ってしまうと早期剥離などのトラブルの元になってしまいます。
中塗り、上塗り
下塗り剤が乾いたら仕上げ塗料の中塗り、上塗り作業に取り掛かります。
大体は同じ仕上げ材を使用しますが、塗料によっては中塗り専用の塗料もあります。
中塗りと上塗りは同じ塗料なので、パッと見ただけでは進捗状況がわかりません。
職人さんと施主様、工事担当者がしっかりコミュニケーションをとり、常に進捗状況が分かるようにすることが大事です。
付帯部塗装
外壁の塗装が乾いたら付帯部の塗装に取り掛かります。
ここまで進むと窓の養生も外していくので、開け閉めが可能になります。
※音声が出ます。ご注意をお願いします。
付帯部とは雨戸や戸袋、樋など…取り付いてる部材を塗っていきます。
この塗装は、弱溶剤の塗料を使用することもありますので少し臭いの発生がありますが、
乾燥とともに臭いが消えるほど強いものではないのでご安心下さい。
検査と足場解体
塗装工程が全て終わりましたら最終検査を行い、足場を解体して工事は完了となります。
以上が塗装工事の簡単な流れになります。もちろん、これが全てではありませんが…
少しでも塗装工事のことが分かっていただけたら幸いです。
長々とお付き合いいただきありがとうございました!!
*M*
私たちの理念は「外壁塗装でお客様に安心と感動を提供すること」です。
そのためには私たちが取り組んでいることは…
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