
【木部塗装シリーズ③】職人が解説!木部塗装の作業手順とメンテナンスのコツ
皆さん、こんにちは!
岡崎市の外壁塗装店『川口塗装』です。
木部塗装シリーズもいよいよ最終回となりました。
前回は「どんな塗料を選べばいいのか?」について現場経験を交えてご紹介しました。
今回は仕上げとして、実際の作業手順とメンテナンスのコツをお伝えします。
これから木部塗装を検討されている方の判断や準備の参考になれば幸いです。
塗る前が勝負、丁寧な木部の下地処理

見た目だけでなく長持ちさせるためには、きちんとした工程が欠かせません。
特に木部は呼吸する素材なので、下地処理→下塗り→中塗り→上塗りといった工程を丁寧に重ねることで、美しさだけでなく耐久性も高めることができます。
現場で作業前に工程の流れをご説明すると、「そんなに丁寧にやってくれるなら安心です」と言っていただくこともあります。
実際、古い塗膜や汚れ、ささくれやアクをしっかり落とさないと、塗料の密着が悪くなり仕上がりが長持ちしません。
私たちは木の個性を活かしつつ、最初の下地処理を徹底することが、良い仕上がりを生むと考えています。
塗装は乾かす時間がカギ

塗装作業では乾燥時間を守ることがとても重要です。
木部は特に湿度や気温の影響を受けやすいため、1回の塗装ごとに十分な乾燥時間を確保しなくてはなりません。
塗料の種類や天候によって乾燥時間は異なり、天気や現場の状態を確認しながら塗装のタイミングを見極めています。
乾燥が不十分なまま重ね塗りをすると気泡や剥がれの原因になるため、状態を細かく確認しながら、慎重に作業を進めています。
品質と安全の両方を守るためには、無理に工程を進めず、その日の天候や木部の状態を見極める判断力が欠かせません。
木部の定期メンテナンスとお手入れ4つのポイント

木部塗装は一度やって満足、というわけにはいきません。
定期的な点検とお手入れを行うことで、きれいな状態を長く維持できます。
「どれくらい手入れをすればいいの?」と疑問に思う方も多いかと思います。
具体的には次のような4つのポイントを意識していただくと安心です。
- ①目視点検
- ・塗膜の剥がれやひび割れ、色あせ、カビや藻の発生がないかをチェック。
- ・特に雨ざらしや直射日光が当たりやすい部分は要注意。
- ②清掃
- ・埃、汚れ、苔などを柔らかいブラシや布でやさしく落とす。
- ・高圧洗浄は木部には基本NG(劣化を早めるため)。
- ③部分補修
- ・小さな剥がれや割れは早めに補修塗装。
- ・放置すると劣化が進み、全面塗り替えが必要になることも。
- ④再塗装の検討
- ・3~5年を目安に劣化具合に応じて再塗装を検討。
- ・特にウッドデッキや破風板などは傷みやすいため早めの対策が有効。
こうした日常的なメンテナンスを行うことで、塗装のもちもグッと良くなります。
実際に作業をさせていただいたお客様から「前よりも長持ちしている!」とうれしい声をいただくこともあります。
また、川口塗装では工事保証×メーカー保証のW保証制度をご用意しています。
塗装後も安心してお住まいいただけますので、ぜひご相談ください。
→「安心のW保証制度」について詳しくはコチラ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の塗装屋ブログもお楽しみに!
愛知県岡崎市の外壁塗装店【有限会社川口塗装】幸田町・豊田市他対応!
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