塗魂ペインターズの最近の活動について
【第54回-3放送分】
塗魂ペインターズの最近の活動について
田野さん:さあ、塗魂ペインターズの歌をお伺いしましたが、どうでしょう最近、塗魂ペインターズの取り組みとしては、どんなことがあるんですか?
川口:あー、たくさんやってるんですよ。
あの、たくさんやってるんですけど、この間はですね、10月の10日に東京でね、10周年記念パーティーなんていうのをやってですね。
えっと何ですか、総理大臣安倍さんの奥様もね。
おいでくださいまして。
安倍昭恵様もね、来賓としてきてくださいましてですね、盛大にね10周年の記念パーティーをね、やらさせていただきました。
田野さん:10年間活動していると、もうボランティアで塗った場所、数多くあるんでしょうね。
川口:そうですね、もう日本はもとより世界中でね、まあリトアニアが非常に皆さん感動してくれたんですけども、リトアニアのあの杉原千畝記念館。
あそこの改修工事もですね、ボランティアで我々塗魂ペインターズがね、させていただきました。
田野さん:テレビでもその様子が流れてましたから、それを通して初めて知ったという方も多いかもしれませんね。
川口:そうですね。
すごくね、声をかけてくださる方も、またね、あの杉原千畝さんの歴史をね、こう興味を持ってくれた方もね、たくさんいらっしゃいます。
非常に良かったなと思ってます。
田野さん:で、海外でも塗り替えを行っていると。
川口:そうですね。
田野さん:ちなみに海外にもこういった塗り替えの業者さんているんですか?
川口:うーん、どうなんでしょうね。
まあそら当然いるにはいるんでしょうけどもね、あの海外の塗装屋さん達との交流ってのは、今現在はまだね、あの、ないんですけどもいつかはね、本当に世界中に広がったらいいなと思います。
田野さん:ねー、でも、本当、北は北海道から南は沖縄までということなんですけれども、今後の予定って何かありますか?
川口:来年1月の13日から15日までですね。
田野さん:はい。
川口:沖縄県のね、名護市。
まあ、あの、空港があるとこじゃないんですけど、名護市という所で、こっちの人はちょっと馴染みがない町の名前なんですけど、今帰仁、今帰仁。
そこでね、合同庁舎、あー、まあ、公民館みたいなとこでしょうかね、非常に向こうでは有名なとこなんですけどね。
そこの塗装ボランティアを1月の13日から15日までの3日間ですね、また塗魂ペインターズが行います。
田野さん:この辺よりも日差しがやっぱり強いですよね。
川口:その通りなんです。
あの、やっぱ沖縄ですからね、まあ我々は日差しでいうとね、こう宮古島なんていうとこでね、塗料の丈夫さをね、測る施設があって、そこにはね、頻繁に行くんですけども、まあ沖縄の名護もね十分、岡崎とは比べ物にならないぐらい、塩害、それから台風の数も日差しの強さもね、過酷なとこだと思います。
田野さん:なるほど、その塩の影響だったりだとか、台風によるところも考えて塗り替えも行うわけですね。
川口:その通りですね。
はい。
田野さん:で、さらに気になることがあったんですが何ですか、宮古になんか調べるところがあるんですか?
川口:そうなんです。
宮古島にですね、ウエザリングテストセンターと言いまして、まあ、これはね、民間の施設なんですが、日本中の塗料メーカー、日本ペイントさんも関西ペイントさんも全てそうなんですけど、もう自分のとこの塗料のね、実際の耐久性を調べるために、宮古島でね、暴露試験を行ってるんです。
暴露試験というのは、板にね、自分の会社の塗料を塗って野ざらしにしてですね、何年先にどんな症状が出てくるかっていうのを、調べとるわけですよね。
田野さん:あのコンピューター上で、なんとなく計算して耐久性を出してるんじゃなくて、本当に実際に調べてるっていう事なんですね。
川口:あの、まあ、機械でね、人工的に調べる機械もあるんですけども、宮古島なんていうとね、本州の3倍の紫外線の強さがありますよね、あとは海が近いから潮風塩害、あとは台風の通り道ですし、まあそういうことを考えると日本で一番過酷な場所ということでですね、塗料の丈夫さを測るには一番適した場所ということで、日本中の塗料メーカー、そして我々のようなね、塗装屋さんが宮古島で試験を行ってます。
田野さん:へー、じゃあ、もしかしたら今も、宮古島のそこで、試験してるかもしれないけど世に出回ってない新しい何かもあるかもしれない?
川口:もちろんそうなんです。
その通りなんですね。
あの「ここで大丈夫なら発売しよう」という塗料もね、塗料の試験もたくさんやってると思いますよ。
田野さん:ちょっとびっくりしてしまいました。
川口:はい。
田野さん:そんなちゃんと調べられてやってるわけなんですね。
川口:そうなんですね。
我々もですね、お客様にやっぱり塗装を売る以上は、我々が売ってる塗装がね、どれぐらい塗料が丈夫なものなのか、カタログに頼らずにね、実際に我々自分の目で見たいもんですからね。
やはりこう我々も畳に3畳ぐらいのものなんですけども、スペースをきちっとお金を払って借りてですね、そこでたくさんの塗料の試験を行ってます。
はい。
田野さん:ちょっと、それを聞いて安心しました。
川口:はい。
田野さん:いやでもそうやって、ちゃんと検査をして行っている塗料ですけど、でも正しく使わないと意味がないということですね。
川口:そうですね、生かすも殺すも職人さん次第です。
田野さん:しっかりと守って頂いて、私もそのチェックを怠ってはいけないですよね。
川口:そうですね。
田野さん:はい、是非是非皆さん、塗魂ペインターズが1月に沖縄でまた塗るということですので。
またこういうのも地元のニュースなんかで見れるかもしれませんね。
川口:はい、そう思いますよ。
第54回放送分
- 第54回-1:外壁塗装のベストシーズンとは?
- 第54回-2:人間関係も塗装工事もコミュニケーションが大事です
- 第54回-3:塗魂ペインターズの最近の活動について
- 第54回-4:セミナーのお知らせです