魔法の塗料ガイナについてもっと詳しく
【第38回-3放送分】
魔法の塗料ガイナについてもっと詳しく
田野さん:さぁ、ガイナのお話を色々とお伺いしました。
いろんな話を聞いたうえで、さっき「白を塗る」ってことでしたけど、ガイナってじゃあ白しか無いんですか?という疑問が今私の中であるんですけど岩本さん、ガイナは何色があるんですか?
岩本さん:ガイナの色はですね、基本色は52色になります。
田野さん:そんなにあるんですか!?
岩本さん:はい。
ただですね、業界の日塗工番号という色についている番号があるんですけれど、それに近い色、近似色という形で200色近くは作ることが出来ます。
オーダーに合わせて。
田野さん:それは例えば、白と赤入れてピンク作るみたいな感じで、混ぜ合わせて作ることが出来る、ということ?
岩本さん:はい、それはすべて工場のほうで行っているんですけれど。
田野さん:じゃあ、本当に徹底した管理のもとでちゃんと色も作っていただいて、塗ることが出来るという事なんですね。
岩本さん:はい。
田野さん:ていう事は川口さん、色ムラができるってこともないってことですね?
川口:そうです。
本当に、まぁ濃い色、真っ黒とかはないんですけれど、大概の色はありますので、困ることはないと思います。
田野さん:陶器のようなものをイメージして色も色々あって塗ることが出来て・・・って川口さん、気になるのが・・・陶器って私すぐ落として割っちゃうんですけど、耐久性とか、どうなんですか?
川口:これはねぇ、僕が答えるよりも、ここにスタッフさんがいますので・・・ちょっと熊谷さんに聞いちゃおうかな(笑)
熊谷さん:いや・・・すみません・・・
一同:(笑)
川口:すみません、わからんよね(笑)ごめん、意地悪してしまいました。
中村常務、それじゃあどうでしょう?耐久性について。
ガイナってどれくらい持つんですか?
中村さん:そうですね、一般的に塗料の耐久年数を、カタログ上では弊社の商品も15年~20年というような目安をお伝えさせていただいておりますが、一つの事例をお伝えしたいと思います。
弊社のガイナは自動車運搬船、商船三井さん、川崎さん、日本郵船さんですね。
3大郵船メーカーさんが、天板・・・甲板って言えばわかりますかね?船の天板に御採用いただいています。
これ、もうすでに100隻を超えておりますが、これは船ですから赤道直下も通れば、北極地のマイナス20~30℃の地までですね、航海をしてまいりますけれども、その厳しい環境下において通常3年塗り替えのインターバルだったものを今は、今日現在8年半ノーメンテで適っております。
田野さん:ノーメンテですか!?
中村さん:はい、左様でございます。
田野さん:塗っただけで?
中村さん:はい。
いわゆる紫外線の影響はほとんど受けません。
先ほど申し伝えましたが、陶器です。
湯呑なんかをお外に置いておいて下さい。
何年たっても崩れませんよね?
田野さん:そうですよねぇ。
中村さん:このような耐久性があるとイメージしていただけると非常に長期のランニングコストはかからないんじゃないかなと思っております。
田野さん:今の湯呑で思ってしまったんですけど、毎日ちゃんと洗っているつもりが、ちょっと雑に洗うと湯呑って茶渋がついちゃったりすると思うんですけど(笑)
汚れってどうなんですか?
中村さん:これは質感においてですね、先ほどもザラつきがあるのではないかというご指摘がありました。
これによって多少の砂やほこりが乗ってしまって汚れとして判断をされてしまう事もあるんですけれども、これはガイナに限ったことではございません。
あらゆる塗料でこういったことが起きますので、まったく汚れない塗料ではございませんが、一般的な塗料と何ら変わりはございません。
田野さん:じゃあもう、本当に一般的な普通のと変わらない?
中村さん:汚れにおいては、ですね。
田野さん:汚れやすいものでもない、ということなんですね。
中村さん:そうですね。
第38回放送分
- 第38回-1:メーカーさんが来てくれました
- 第38回-2:魔法の塗料ガイナについて詳しく聞いてみました
- 第38回-3:魔法の塗料ガイナについてもっと詳しく
- 第38回-4:魔法の塗料ガイナの性能を体感する方法