塗り替えの色選びについて
【第28回 放送分】
塗り替えの色選びについて
田野さん:さあ、その塗り替えなんですけれども。
家を建てる時に、例えば「外壁の色は何でもいいです、適当にやってください」なんて方はなかなかいないと思うんですね。
外壁の色もこだわりぬいて皆さん建てられると思うんですが、塗り替えの時ってまた色を考え直さなければいけないんですか?
川口:塗り替え時のほうが皆さん悩むみたいですよ。
田野さん:えー!
川口:今日も私、午前中に滝団地のお客様のところに行ってきたんですけど。
「何色にしよう」ってお客さんも悩んでいたものですから、表へ出て色見本帳を壁に合わせながら小1時間くらい2人して悩んでいました(笑)
田野さん:それは、すごく色が沢山あるから悩んじゃうって事ですか?
川口:それもあるんですけど、あとはバランス。
「壁はこの色、雨戸はこの色、破風はこの色」とか、1件の家でも何色も使う場合がありますので、そうした時のバランスをどうしようって皆さん悩まれていますよ。
田野さん:そっか。
例えば、今まで住んでいたお家にちょっと飽きちゃった。
というか、見慣れてきちゃったな。
という新鮮さもこの塗り替えによって手に入れることが出来ると?
川口:もちろん。その通りですね。
田野さん:でも、じゃあ逆に「すごく気に入っているからこの色変えたくないんです!」っていうお客様もいらっしゃるかもしれないんですが。
川口:実際いますよ。
田野さん:色を変えずに塗り替えをすることも出来るんでしょうか?
川口:はい。もちろんです。
同じ色の塗料で新たに塗ることも可能ですし、または、10年未満が条件なんですが、「クリアコート」というのがあります。
女性が爪に使うマニュキュアみたいなものですね。
あのマニュキュアみたいなものを上からコーティングして新築の時の艶を蘇らせると。
そういう塗装もあります。
田野さん:10年未満っていうのは決まりなんですか?
川口:そうですね。
壁が汚れてしまってからではもうクリアコートはかけれないです。
まだ綺麗なうちにね。
ですから新築から7年~8年くらいの間に1度クリアコーティングをかけてあげると、引いてしまった艶がまた蘇りますから。
で、建てた時の壁の色そのままがまた蘇ると。
田野さん:けっこう雨のシミとか出来てますよね。
川口:ひどい所は出来ないんです。
ですから、やはり条件として新築から7、8年。
10年を超えてしまうと非常に難しくなります。
田野さん:色々あるわけなんですね~。
川口:ありますね~。
田野さん:じゃあ、うちはそれが出来るか出来ないかっていうのは、相談すれば見ていただけるという事ですか?
川口:そうですね。
キャリアのある塗装屋さんなら見てすぐ分かりますし、恐らく8年未満ならだいたいのお家が出来ると思います。
田野さん:ちょっとドキドキしてきちゃった。
それは急がなきゃ(笑)
川口:そうですね(笑)
第28回放送分
- 第28回-1:塗り替えが必要な理由
- 第28回-2:塗り替えの色選びについて
- 第28回-3:木の家も塗り替えって必要?
- 第28回-4:塗装店の選び方