木の家も塗り替えって必要?
【第28回 放送分】
木の家も塗り替えって必要?
田野さん:あとは最近、木で全部出来ているというか、ログハウスのようなお家もあると思うんですが、ああいう木のお家も塗り替えって必要なんですか?
川口:もちろんです。
木というのは、属にいう「ペンキ」という物ではなくて「木の保護剤」ですよね。
塗るというより、木に染み込ませてあげる。
これも塗装屋さんの仕事なんですけど、木部用の保護塗料という物がありますので、それを塗るとまた綺麗になります。
田野さん:確かに、工作の授業とか技術の授業の時に木で何かを作った時に塗りますよね。
川口:そう、塗りますよね。
田野さん:そういうのを家にも行ってあげると?
川口:そういう事ですね。
色付きのニスみたいなものですね。
茶色のニスだったり、ちょっと緑のかかったニスだったり。
そういう物で着色していく。
染み込ませていくと。
田野さん:という事は、どんな素材で建ててあるお家でも、この「塗る」という作業は必要になってくるという事ですね。
川口:必要だと思いますよ。
田野さん:でも、大事な家をお願いするわけですから、信用できる会社にお願いしたいと思うのが、人としての気持ちですけど。
川口:皆さんね、本音はやっぱりそこなんですよね。
当然予算の関係もあるんでしょうけど、とにかくしっかりやってほしいと。
これは必ず皆さん思っている事だと思います。
田野さん:そうですよね。
でも、どんな会社がいいのかっていうのは、なかなか難しいと思うんですが・・・。
川口:うーん、そうですね。
去年1年間ここで勉強してきたと思うんですけど・・あ、そうだ、お医者さんと一緒だと思って下さい。
医師免許を持っていないお医者さんに手術を頼めないですよね?怖くて。
田野さん:嫌だ、嫌だ!
川口:「はいはい、出来ますよ」って言われたところで、医師免許のない人に盲腸の手術をしてもらったら怖いじゃないですか。
それと同じだと思って下さい。
やっぱり塗装屋さんでもきちんと国家資格を持っているだとか、きちんとしたキャリアを持っているだとか、あとは、きちんとした地元の業者であるということ。
ざっくり言うと、今のこの3つが大事かな。
田野さん:私がお願いするなら色々お話しをお伺いしてきたし、そして地元の会社である川口塗装さんにお願いしたいな~と思うんですが。
川口:ありがとうございます。
田野さん:でも「いや待って!川口社長の事をもっと知ってからじゃないと」って方もいらっしゃるかもしれません。
川口:そうですかね(笑)
田野さん:なんで塗装っていう道を選ばれたんですか?
川口:うーんと、私は子供の頃から塗装屋さんになりたいって思っていたわけではないんです。
学校を出てから、たまたま塗装業の知り合いがいたものですから、最初はどちらかというと簡単な気持ちでこの仕事を始めたんですけど、どんどんどんどん楽しくなってきて。
家が綺麗になっていくのが面白いと。
あと、お客さんの喜ぶ顔は最高ですね、やはり。
あと、自分の作品が町中にあるわけですから、車で通りかかったら「まだ綺麗だな」とか「もう汚れてきちゃったな」とか。
いろんな思い入れがあるので、その辺も面白いですよね。
田野さん:なるほど。
そうですよね、自分が塗ったお家はいつまでも覚えているものですよね。
じゃあ、そういった物が岡崎の町にも沢山あると。
川口:そういう事です。
田野さん:そんな川口さんが社長を務めていらっしゃるのが、川口塗装という事になるんですが、職人さんも沢山いらっしゃると思うんですが。
何人くらいの職人さんがいらっしゃるんですか?
川口:常時の職人さんは、塗装職人さんと防水職人さんが2人ずつです。
防水の職人さん2人は、協力会社ということで、いつでもペアを組んで仕事をしています。
あとは塗装職人さんも2人で、いつもだいたい4~5人でやっていますね。
田野さん:塗装と防水、それぞれ技術が違うという事なんですか?
川口:全く違いますね。
第28回放送分
- 第28回-1:塗り替えが必要な理由
- 第28回-2:塗り替えの色選びについて
- 第28回-3:木の家も塗り替えって必要?
- 第28回-4:塗装店の選び方