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行列のできるマイホーム塗り替え相談室

雨漏りの調査はどんなものなの?

2015.01.28 2020.11.11
ラジオ

【第14回 放送分】

雨漏りの調査はどんなものなの?

田野さん:でも、この雨漏りは、雨の日に見ないと分からないものですか。
川口:雨の日に見るとよく分かりますよね。どこから漏っているんだろうと、原因が究明しやすいですよね。
田野さん:では、晴れている日に来てもらっても駄目ということですか。
川口:いやいや、そんなことはないです。川口塗装は「雨漏り119」という団体に所属しています。
田野さん:「雨漏り119」。これはまた新たなワードが出てきましたが、「雨漏り119」とは何ですか。
川口:これは全国に69社加盟している雨漏りの調査団体なんです。
これはどんな調査を行うかといいますと、2つあります。
晴れた日に雨漏りの原因を調べるわけですが、ハシゴで上っていったり、足場を掛けて、お庭に水をまくホースがあるでしょう。あれで雨が漏っているのではないかと思われるところに水をかけてやるんです。そして、雨漏りを再現してやるわけです。ということは、原因がどこか分かるわけです。
これを「雨漏り再現調査(散水調査)」といいます。お庭に水をまくホースでそれらしいところに水をかけてやって原因を究明する方法。
もう一つは、「赤外線サーモグラフィー調査」というのですが、家を赤外線カメラで写して雨漏りの場所を特定する。その2つの方法があるんです。
田野さん:まず、散水調査からお伺いします。この辺から漏れているであろうという、「この辺」という当たりはどうやって付けるんですか。
川口:「雨漏り119」というのは、建築のプロフェッショナルの集団なんです。我々のような塗装業者もいれば、大工さんもいたり、設計士さんもいたり、防水屋さんもいたりするんですが、図面を見て「ああ、たぶんここじゃないかな」という経験から予測するわけです。そして、予測したところに水をかけてやって、実際に雨漏りが再現できれば箇所の特定ができるわけです。
田野さん:なるほど。では、2つ目、赤外線サーモグラフィー調査というのは、どんな違いが出てくるんですか。
川口:これは、200万円も300万円もする高価なカメラを用いて、家を外から赤外線カメラで写してやるんです。そうすると、雨の通り道や湿ったところというのは当然温度が低いわけです。ということは、サーモグラフィーに青色に写るわけなんです。「窓の上が青いな」「この青い色を伝っていくとどこに行き着くのかな」「あ、なるほど、あそこから漏っているんだ」と、我々の経験の中で判断するわけですね。
ただ、これはサーモグラフィーの写真として出ますから科学的な立証ができるわけです。
田野さん:では、この2つの方法を使って、本当に雨漏りがしているのかを調べて検査をするということなんですね。この検査は雨が降っていない日でも調査できるのですね。
川口:赤外線サーモグラフィー調査は逆に雨が降った日はできないんです。当然そうですよね。雨が降った日に赤外線カメラを向けても全部真っ青ですよね。
田野さん:そうか、全てがぬれているわけですもんね。
川口:そういうことなんです。ということは、雨が降った1週間ぐらい後かな、そのくらいに当ててやると何もないところはオレンジ色でちゃんと熱を持っていますが、雨の通り道、まだ雨が残っているところは当然温度が低いですから、青色に写るわけです。
田野さん:え? 雨が降って1週間たっても、まだ湿っているんですか。
川口:そのとおりなんです。まだ湿っているんです。家の中に入った水というのはなかなか乾燥してくれないんです。だから、1週間では完全乾燥はできないんです。真夏でも1週間では恐らく消えないでしょうね。
 
田野さん:うわー、それを聞いたら雨漏りがもっと怖くなってきました。
川口:そうですね、本当に怖いですね。
田野さん:では、その場所からだんだん家が傷んで、カビも生えるし、クロスも取れるし、家もボロボロになっていっちゃう。
川口:そういうこと。
田野さん:でも、これは早めに見つけたいですね。
川口:早めに見つけたいですよね。

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