わかりやすい診断ってどんなもの?
2014.04.09
2018.01.31
ラジオ
【第5回 放送分】
わかりやすい診断ってどんなもの?
田野さん:でも、診断の話の中で、実際にそういう問題点が見つかってしまった場合はどうしたらいいですか。
川口:まずはお客さまにどういう状態かを知ってもらうこと。そのために必要なのは、当然写真を撮ることも一つの手ではあるんですが、ビデオで撮影して後から見せてもらうと、なお分かりやすいのではないでしょうか。
田野さん:あ、そうですね。
川口:そうですね。ビデオに撮ってお見せすると、お客さまも非常に分かりやすく「ああ、なるほど」という。写真では、どの場所なのか、どの部分なのか、ちょっと分からないですよね。でも、ビデオで撮ってもらうとよく分かると思います。
田野さん:それは、「これで撮ってください」とお願いすれば撮っていただけるのですか。
川口:当社では基本の診断方法としてやっていますので、それはどこの家でもやらせてもらっていますが、心配なら「ちょっとビデオで撮って」と頼んだらいいかもしれませんね。
田野さん:あとは、家の構造がよく分からなくて、知らない間に雨漏りしていることが怖いなと思うのですが、そういうチェックもしていただけるのですか。
川口:そうすると、屋根裏を見させてもらいます。やっぱり屋根裏をのぞかせていただいて、懐中電灯で雨染みを探すのです。染みがないか、雨が漏れた形跡がないかと、懐中電灯で照らして「あ、あそこにある」と。あそこにあるということは、どこかから雨が漏っていることだと。そこで、もう一度屋根に上がって、原因を追及すると。ですから、本当は塗装屋さんに屋根裏に上がってもらって雨漏りの形跡はないですかと見てもらうと、より確かな診断をしてもらえるのではないでしょうか。
田野さん:私、それは内装や大工さんなど、そういう方にお願いする仕事かと思っていましたが、そういうわけでもないんですね。
川口:基本的に雨漏りを止めるのは、実は塗装屋さんの仕事ではなくて、防水屋さんや板金屋さんの仕事なんですが、ただ雨が漏っている、漏っていないかの確認は、我々、塗装屋さんでもできるのでやはりしてもらった方がいいのではないでしょうか。
田野さん:そういうところをグルッとちゃんと調べると、この家はこういう家なんだなという特徴も分かるということですか。
川口:そういうことですね。ということはどういうことかというと、もう塗装では駄目だなと、塗装をしても雨漏りは止まらないという判断をした場合には、塗装以外の提案をしてくれると助かりますよね。例えば、今では既存の屋根の上に金属の瓦を引いていくという「カバー工法」というやり方もあって、お値段は塗装より少し高くなるのですが、無駄に塗装してしまうよりは絶対にいいと思います。
第5回放送分
- 第5回-5:診断を依頼する前に!
- 第5回-4:診断の料金は?
- 第5回-3:診断は誰にしてもらえばいい?
- 第5回-2:わかりやすい診断ってどんなもの?
- 第5回-1:塗り替え診断は必要?
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