基本塗布量って何?正しい見積書は?
2014.12.17
2018.06.01
ラジオ
【第13回 放送分】
基本塗布量って何?正しい見積書は?
田野さん:さて、プロから見て塗り替えの前に気を付けた方がいい、こういうことをした方がいいということはありますか。
川口:塗り替えは一年中考えないといけないこと、気を付けないといけないことはもう決まっていまして、とにかくここでも何回も言いましたけど、「失敗しない業者選び」「正しい見積もりの見方」。
これも散々ここでお話をさせていただいたんですが、必ずこれを守って塗り替えを頼むことが大切だと思います。
田野さん:信頼できるか、できないか。
その見分けはなんですか。
その見分けはなんですか。
川口:例えば、見積書や提案書を見させてもらって、そこでご自身で判断するといいと思いますよ。
田野さん:どんなところを見ればいいんですか。
川口:例えば、基本塗布量という、塗料メーカーが規定を出しているんです。この塗料は1平方メートル当たり250グラムから300グラムの塗料を必ず塗ってくださいと。
こういうものが明確になっている見積書。
あとは、塗料メーカー、塗料の商品名もきちんと記載されている見積書。
あとは、塗料メーカー、塗料の商品名もきちんと記載されている見積書。
あとは、家を塗る面積。
きちんと根拠のある面積を出してくれている業者さん。
きちんと根拠のある面積を出してくれている業者さん。
片っぽの業者さんは「田野さんの家は150平米です」、もう1社に頼むと「田野さんの家は180平米です」という。
「えー?どっちが本当なんだろう」と、もう1社に頼むと「田野さんの家は140平米です」、バラバラなわけです。
「えー?どっちが本当なんだろう」と、もう1社に頼むと「田野さんの家は140平米です」、バラバラなわけです。
業者によってバラバラな塗装面積を、どれが一番正しいのか。
じゃあ、この正しいというのをきちんと証明できる、そういう見積書や提案書を出してくれれば、こんなに正確なことはないわけですから、一番信頼が置ける業者ではないでしょうか。
じゃあ、この正しいというのをきちんと証明できる、そういう見積書や提案書を出してくれれば、こんなに正確なことはないわけですから、一番信頼が置ける業者ではないでしょうか。
田野さん:でも、自分で分かるのは坪数くらいで平米数と言われるとちょっと難しいかなと思うんですけど・・・。
川口:難しいですよね。
ですから、業者さんに「この平米数はどうやって出したんですか?」って聞くわけです。
ですから、業者さんに「この平米数はどうやって出したんですか?」って聞くわけです。
「ああ、図面でちゃんと測りました」
「いや、その測ったものをちゃんと見せてください」という。
「いや、その測ったものをちゃんと見せてください」という。
うちなんかは「リフォーム図面」といいまして、もう一度コンピューターで図面を書き直すんです。
新たにリフォーム図面を書き直して、そして家の面積をCAD、コンピューターで計算をして算出するわけですね。
新たにリフォーム図面を書き直して、そして家の面積をCAD、コンピューターで計算をして算出するわけですね。
そうすると、塗らない勝手口の扉や玄関の扉、あとはお風呂の窓なんかもペンキは塗りませんから、こういう塗らない部分をきちんとおうちの図面から外して、実際に塗る壁の面積だけを正確に算出することができるわけです。
こういうものを「リフォーム図面」というんですが、このリフォーム図面を出してくださる業者かどうか。
これを見ると簡単に分かりますよね。
これを見ると簡単に分かりますよね。
田野さん:確かにドアや窓には塗らないですから、そうやって思うと、家の壁であっても塗らない部分って結構ありますよね。
川口:そのとおりなんです。
家の中で塗らない部分はたくさんあるんですよね。
でも、塗装屋さんによっては、そんなものも一切合切入れて「はい、田野さん、180平米です」という業者さんも中にはいらっしゃるわけです。
家の中で塗らない部分はたくさんあるんですよね。
でも、塗装屋さんによっては、そんなものも一切合切入れて「はい、田野さん、180平米です」という業者さんも中にはいらっしゃるわけです。
これでは、「え? 塗らないところの面積も入っているんですか?」ということになってしまうでしょう?これはいいことではないですよね。
ですから、きちんと実際に塗る「壁」の面積をちゃんと出してくれる業者さん、こういう業者さんがいいのではないでしょうか。
田野さん:ついつい床面積で考えがちですが、塗るときは「壁」と「屋根」で2Dではなくて3Dになるわけですもんね。
川口:そのとおりなんです。
ですから、1坪いくら、坪いくらという見積もりはあまり信頼性がないと思ってください。
ですから、1坪いくら、坪いくらという見積もりはあまり信頼性がないと思ってください。
田野さん:ついつい平面で計算してしまいがちなんですが、そのへんは十分に気を付けて見積書を見ないといけないということですね。
川口:そうですね。
坪数ということは、イコールどんぶり勘定ですからね。
これではいけないと思います。
坪数ということは、イコールどんぶり勘定ですからね。
これではいけないと思います。
田野さん:そのあたりをよく気を付けて見ていただきたいと思います。
でも、そうやって言われても覚えられないという方がたくさんいらっしゃると思うんですが、勉強するためにいい方法はないんでしょうか。
でも、そうやって言われても覚えられないという方がたくさんいらっしゃると思うんですが、勉強するためにいい方法はないんでしょうか。
川口:やはりうちの本を、『住宅塗り替え工事で失敗しないために読む本』をぜひ読んでください。
必ず参考になります。
これを読めば失敗はなくなると思います。
必ず参考になります。
これを読めば失敗はなくなると思います。
田野さん:今教えていただいた、正しい業者の選び方や見積書の見方も載っているんですか。
川口:はい、全て載っています。
田野さん:じゃあ、ぜひ皆さんもこちらを手に入れていただいて勉強していただきたいと思うんですが、これを手に入れるためにはどうしたらいいでしょうか。
川口:うちの会社フリーダイヤル0120-989-270(通話料無料)にお電話ください。プレゼントします。
第13回放送分
- 第13回-5:基本塗布量って何?正しい見積書は?
- 第13回-4:透明な塗料ってあるの?色は何種類くらい?
- 第13回-3:機能性を持った塗料の選び方は?
- 第13回-2:今選ばれている塗料は?
- 第13回-1:塗装工事が始める前に考えること
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