
ケレンで長持ち!塗装の耐久性をアップさせる方法
皆さん、こんにちは!
みなさんは、錆ができたらどうしますか?
多くの方が、錆を取り除いて錆止めをしよう!と考えるのではないでしょうか。
実は、塗装の世界でも同じで、汚れや錆をしっかり取り除いてから、きれいな塗料を塗るのが基本です。
この下地処理の作業を『ケレン』といいます。
『ケレン』と聞くと、何のこと?と思うかもしれませんが、簡単に言えば、表面の汚れや錆を削り取り、表面を整える作業のことです。
今回は、このケレン作業について、塗装を長持ちさせるための大切な工程としてお話ししていきます。
塗膜を長持ちさせるケレンの重要性

塗装の耐久性は、高品質な塗料を使うだけで決まるわけではありません。
しっかりと下地処理をすることが、とても重要なのです。
ケレンが不十分だと、以下のような問題が発生しやすくなります。
- • 塗膜の剥がれ:錆や汚れの上に塗装すると、塗膜が十分に密着せず、短期間で剥がれてしまう。
- • 錆の進行:表面の錆を除去せずに塗装すると、内部で錆が進行し、塗膜が膨れたり剥がれたりする。
- • 仕上がりの悪化:表面の凹凸や古い塗膜が残ることにより、新しい塗膜が均一にならず、見た目が悪くなる。
この3つの問題を見ると、ケレンがどれだけ大事な工程か分かりますよね。
私たち職人も、この作業ではいつも以上に気合を入れて取り組みます!
適材適所のケレン方法!仕上がりが変わる工具の使い分け

ケレンの方法にはさまざまなやり方があります。
サンドペーパーやワイヤーブラシを使った手作業(3種ケレン・4種ケレン)もあれば、電動工具やブラスト処理を用いる方法(1種ケレン・2種ケレン)もあります。
対象の状態に応じて、適した方法を選ぶことが重要です。
職人は、塗装面の状態に合わせて工具を使い分けながら、最適なケレン作業ができるよう日々腕を磨いています。
実際のケレン作業の様子を紹介した現場日記がありますので、ぜひチェックしてみてください。
→【現場日記】岡崎市F様邸(戸建て)/ ベランダてすりケレン作業・縦樋下塗り作業
ケレン作業で押さえておきたいポイント

大事なのは、適切なケレン作業を行うこと。
以下のポイントを押さえて作業を進めることで、塗装の耐久性を大幅に向上させることができます。
- (1) 適切なケレン方法を選択する
- (2) ケレン後の清掃を徹底する
- (3) 速やかに塗装を行う
- (4) 適切な塗料を選ぶ
新品同様に生まれ変わった外壁を見てもらいたいからこそ、ケレン作業を無駄にせず、一つひとつの手順を大切にしています。
仕上がりは、職人のこだわり次第。
でも、私たち川口塗装は妥協せず、本気で向き合っています。
いつも全力で取り組んでいますので、安心してお任せください。
実際の塗装工事がどのように進むのか、詳しくはこちらでご紹介しています。
→「塗装工事の流れ」はこちら
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