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行列のできるマイホーム塗り替え相談室

見積書で見極める!

2018.02.07 2018.02.22
ラジオ

【第34回-3放送分】

見積書で見極める!

田野さん:ちゃんとしたサイズで測ってある会社が出てきました、大体この2社が同じ位の面積で検討してくれています、でも、こっちは50万円なのにこっちは100万円だっていう

川口:はい、ありますよね。

田野さん:そういうのはどうしたらいいんでしょう?

川口:まずそこで見るところは、塗料。
このラジオでも何回も以前にお話ししたと思うんですが、使用する塗料のメーカーがきちっと見積書に記載されているかどうか。
もう一つは使用する塗料の商品名も、きちっと見積書に記載されているかどうか。
言い換えるとシリコン塗料一式とか、どんなシリコンを使うかわからないですよね?日本ペイントもあれば関西ペイント、SK化研等ね、優秀な塗料メーカーっていうのは日本にたくさんあるんですよね。
ただ、どの塗料を使うかがきちっと明確に記載されていること。
あとは各自、家の面積は違いますけれども、あなたの家にどのくらいの塗料、使用するペンキの量、缶数もきちっと記載されている見積書。
いいですか、塗料のメーカー名、商品名、使用するペンキの量がきちっと記載されている見積書が大事だと思います。

田野さん:そこまでちゃんと出してもらったのに、使用する本数がこっちの会社は10缶でした、こっちの会社は50缶って言ってる。
この違いはどう考えたらいいんですか?

川口:塗料のメーカーと商品名がきちっと記載されてあるならばインターネットでも基本塗布量ってのが必ず記載されているんです。
要するに塗料メーカーさんがAという塗料は、1平方メートルあたりに何グラム、120グラムから240グラムペンキを塗ってくださいって書いてあるわけです。

田野さん:はい。

川口:そして、当然のことながら1斗缶の中に16キロのペンキが入っているわけですから、計算すればすぐに分かる。
うちの家は150平米だからこのペンキを使うと、必ず2缶必要だ、とか全部計算ができるようになっていますので。
塗料屋さんに行ってカタログをもらってもいいですし、それが面倒くさいならインターネットで商品名・メーカー名を検索すると必ず出てきます。
使用塗布量、基本塗布量ってやつが必ず出てきますので、それを計算してうちの家は何平米だからこの塗料は何缶使うはずだなってことが皆様にもわかるはずです。

田野さん:はい。
じゃあそれで缶数は必ず見ていなければならないってわけですね。
あとは、先ほどの塗料のメーカーってことなんですが、私たちが見ても「ここはあの有名な塗料メーカーか!」「ここは一流だね」なんていうのが分からなかったりするんですが、その選び方っていうのは業者さんに任せるしかないんでしょうか?

川口:日本の塗料ってピンからキリまであるんですけれども、悪いメーカーっていうのはほとんど無いと思ってください。
ただ、これは塗装屋さんに聞かなきゃいけないんですが「この塗料は何年くらい持ちますか?」と。
同じシリコンでもいろんなシリコンがあるんですね。
水性のペンキ、俗に言う油性、我々は溶剤っていうのですけれど、油性のペンキと水性のペンキでは耐久年数も変わってくるんですね。
当然のことながら保証年数も変わってくる。
ですから、塗装屋さんにたくさん聞くといいですよ。
また、これも面白いことに最近インターネットで「このペンキはどうですか?」って検索をかけると日本全国で塗られた方、ペンキ屋さん、有名な塗装屋さんも説明書きがしてあるんですよ。
だから、学ぶこともできますよ。

田野さん:じゃぁ、全部任せきりにするのではなくて、ある程度調べないといけないっていう事ですね。

川口:そういうことですね。

田野さん:そのほかに見積書のここを見ないといけないっていうところ、何かありますか?

川口:あとは、工事期間。
工事期間を何日ですか?ていう風に聞くことなんです。
これはなぜかというと、さっきは基本塗布量ってやつ、1平方メートル当たり何グラムのペンキを塗ってくださいってメーカーが指定しているといいましたけれども、乾燥時間。
下塗りを塗ったら中塗りを塗るまでに何時間必ず乾燥してください、インターバルを置いてください、ってこれがカタログに書いてあるんです。
一日で何回も塗ってもいいというわけではないんですよね。
ですから、あまりにも工期が短い、一週間くらいで工事が終わりますよ、ていうのはそれはちょっとおかしいよ、と。
塗料の乾燥時間を守ってないじゃないんじゃないかなって、推測ができるわけです。

田野さん:逆に長かったらその分人件費というか、職人さんたちのお金もかかってきちゃいますよね。

川口:かかってきちゃいますね。
かかってくるんですけど、長持ちする丈夫な塗装をしようと思うと塗り重ねの乾燥時間もきちっと守らないといけない事なんです。
さっきの5度以下だと塗装してはいけませんっていうルールと同じなんです。

田野さん:その日にちっていうのは絶対に工事をする側は守らなければいけない日にちという事なんですか?

川口:それもカタログに書いてあるんです。
何時間乾燥させてください、8時間以上乾燥させてください、それから次の工程へ移ってください。
ですから、職人さんによってはパッパと仕事終わらせたいから、シャシャシャっと塗っちゃう人もいるんですけども、これはいけないことだと思います。

田野さん:なるほど~!そういった工期も見なければいけないってことですね。
他には何かありますか?

川口:うーん、何が…。
田野さん、何か質問ないですか?(笑)

田野さん:私すごく気になるのが、なるべく本当のことを教えてくれているところにお願いしたいと思うんです。

川口:全くその通りだと思います。

田野さん:だから、この会社は本当かどうかっていうのを見極める、それを見積書で発見する手立てはないかと

川口:見積書ではないんですけども、一級建築塗装技能士っていう国家資格があるんですよね。
これは厚生労働省の国家資格なんです。
これは塗装の現場経験が7年以上ないと受験することが出来ないんです。
そこで、当然のことながら技術の試験もあります。
それからもう一つは学科の試験、塗料のことをどれだけ分かっているのか。
これをクリアしてもらえる資格なんですね。
という事は、これを持っている方は腕もいいし、ちゃんと塗料の性能だとか性質っていうのを勉強されている一つの基準っていうのでしょうか。
「あぁ、この人一級建築士を持っているんだ、じゃぁ業務をきちんとされているんだな」って、一つの目安なのかな。
これが全てではないんですけれども、一つの見極める基準としては大事だと思います。

田野さん:なるほど!わかりました。
じゃあそういったところも忘れずに注目していきたいですね。

川口:はい。

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