塗装の道具には職人のこだわりが詰まっています
【第49回-2放送分】
塗装の道具には職人のこだわりが詰まっています
田野さん:それで工事がスタートするということですが、いろんな一斗缶とかあったり色々な道具があったりするじゃないですか。
あれって職人さんによって混ぜる道具が違ったり、刷毛が違ったりっていうのはあるんですか?
川口:混ぜる道具が違うというのはあまりないですが、刷毛が違うというのはその職人の好みがあると思うので、違いはあると思います。
田野さん:今なんとなく刷毛と言いましたが、塗るのは刷毛で塗るんですか?
川口:そうです。
刷毛とローラーとか、あと雨戸なんかは、スプレー?皆さんにはスプレーといった方がわかりやすいと思うんですけど、車のボディーを塗装するスプレーガンのようなもので塗装するところもあります。
田野さん:へぇ、時代が変わっても道具は変わらないんですね。
川口:そうですね、時代が変わっても道具は変わらないですね。
使いやすくなったというのはあるんでしょうけど、基本的には手でするもので職人と言われる仕事ですから、基本的には変わらないですね。
田野さん:道具へのこだわりとかってあったりするんですか?
川口:やっぱりうちのメンバーさんに聞くと、僕はこれが良い、僕はこれが良いって十人十色ですね。
田野さん:へぇ、じゃあ自分が「これが良いから、これ使ってみなよ」って言っても、その人にはそれがよしではないかもしれない。
川口:そうですね、「僕にはこれは合わない」っていうのも中にはあるし、「これいいねぇぼくもこれにするよ」というのもたくさんありますよ。
田野さん:そういう職人さん同士で情報交換とかもしているんですか?
川口:もちろん!常に情報交換していますよ?
田野さん:じゃあ、同じ会社の職人さんの中で情報交換はチームとしては必要だと思いますが、川口さんが同業者の皆さんと情報交換をされることってあるんですか?
川口:あっ、私は塗魂ペインターズのメンバーですから、日本全国の120~130社という仲間がいますから、いろんな情報を共有しています。
Facebookを使って例えば、ここの場所にこの塗料を塗ったら、こういう不具合が起きたよとか、ここは何年経ってもいまだにピカピカしているよとか、そういうためになる情報は共有させてもらっています。
そういうのは有利ですね、我々の組織は。
田野さん:塗魂ペインターズって、集まって塗るだけではなくて、情報交換の場にもなっているんですね!
川口:もちろんです。
切磋琢磨して塗装の技術をお互いが向上するためにも情報交換が必要だと思いますね。
田野さん:ライバルじゃないんですね?
川口:ライバルではないですね。
全国に散らばっていますから。
ライバルではなくて同士。
良き同士、仲間ですね。
田野さん:へぇ、じゃあより知識も深まっている集団?
川口:その通りです。
田野さん:そういった皆さんが得た情報を活かして私たちの塗り替えをして頂けるということですね。
川口:その通りですね。
第49回放送分
- 第49回-1:春は塗り替えに適した気候だけど職人は気を遣ってます
- 第49回-2:塗装の道具には職人のこだわりが詰まっています
- 第49回-3:家のメンテナンスは計画的に
- 第49回-4:川口塗装に新しい仲間が増えました
- 第49回-5:塗り替え講座のお知らせ