優秀な職人たちが僕の財産です。
【第57回-3放送分】
優秀な職人たちが僕の財産です。
第57回-3【優秀な職人たちが僕の財産です。】
永井さん:ちなみに川口さんは、お子さんの時とか褒められて育つ子でしたか?
それとも、怒られて育つ子でしたか?(笑)
川口:いや、もうね「怒られて育った子」だね(笑)
私の父親は古い昔の人ですからね、すごく叱られましたよ。
永井さん:でも、難題とかあってそれを乗り越えて「嬉しい!」と思うと、伸びるという感じでした?
川口:うーん、どうですかね。
永井さん:仕事のやり方とか、そういったところから影響があるのかなあ、と思うんですけど。
川口:うーーーん。
まあ、どうかなあ、嫌々やっていた時期もあったし。
でもやっぱり自分の技術が上がっていくのが分かった時に楽しくなりますよね。
永井さん:そういう見習い時代の刷毛を洗ったりとか、お掃除したりとか、錆びを取ったりとかします・・・その次の段階ってどんなことをするんですか?
川口:塗装に入っていきます。
ペンキ、色を塗るということですよね。
先輩の真似をして、隣で塗らせてもらうこと。
「楽しいな」と思えるのは、やっぱり、そこの段階に来た時に思うんじゃないでしょうか。
永井さん:なるほど。
色を塗るというのは、刷毛で塗るとか?
川口:刷毛で塗ったり、ローラーで塗ったり。
色々な道具があるので。
とにかく色がついていく、汚かったところが綺麗になっていく、これがすごく面白いと感じる瞬間です。
永井さん:道具って、どのくらいあるんですか?
例えば、刷毛の種類だとか。
川口:もうね、これは沢山あるんです。
50も60もあるんですけど、今は時代的に、これはどんな職業でもあると思うんですけど、床屋さんも昔はハサミでチョキチョキ髪を切っていたでしょう。
今の若い人たちは、バリカンでシューっと簡単で済ませちゃう人もいるんですよ。
でも、それで上手に髪の毛が切れちゃうんですよね。
だから、道具の進歩もすごくあって、最近ではローラーと刷毛のみ。
永井さん:へー!
川口:昔は、柄を付ける「吹き付け」だとか、色んなことがあったんですけど、最近は道具も進化して、ほとんどローラーで仕上がっちゃいます。
永井さん:そうなんですね!
私は結構、吹き付けのイメージがあった気がしますけど。
川口:そうでしょう?
もう今はほとんどないんですよ。
永井さん:え!そうなんですね!
川口:ほとんどないですよね。
永井さん:ええーすごいなあ・・・。
川口:時代は変わっていくんですよね。
永井さん:そうなんですね。
30年やっていて、こういう時に良かったとか、嬉しかった出来事とかありますか?
川口:それは無限にあります。
やっぱりお客さんがいての我々なので、お客さんに喜んでもらって「私の実家も川口さんのところに任せるわ」って、ご紹介していただいたり。
そういうことをしていただけると嬉しいですよね、やっぱり。
永井さん:そうですね!
さて、川口塗装には6つのチームがあるということなんですが、6チームの人を育てるってすごく大変じゃないですか?
川口:そうですね。
でも、まあ優秀な人ばかりいます、うちは。
僕がダメなんでしょうね(笑)
永井さん:いやいやいや、そんなことないでしょう(笑)
川口:社長がダメだからスタッフさんがしっかりするんでしょう。
本当に優秀な職人が6チーム揃っていますよ。
これは僕の自慢ですけど、6チームの職人が僕の財産です。
ものすごく信頼している6チームです。
永井さん:ラジオ聞いてますか、皆さん!
川口:仕事してるでしょうね、この時間は。
永井さん:(笑)仕事しながらラジオ聞いてほしいなと思うんですけど。
そんなこと言われたら、すごく嬉しいんじゃないでしょうか。
皆さんは社長のように見習いで入ってきている人もいれば、途中からって方もいるんですか?
川口:そうですね。
永井さん:へー。
そういう方々が働いている信頼のおける川口塗装ということですね。
川口:はい。
第57回放送分
- 第57回-1:川口塗装は来年で30周年を迎えます。
- 第57回-2:川口塗装はすべて専属職人で塗装を行っています。
- 第57回-3:優秀な職人たちが僕の財産です。
- 第57回-4:人間にはセカンドオピニオン、塗装には相見積もりを!